サンケイスポーツ旗争奪第52回飛龍賞競走
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馬場が力の差を見せつける!
守屋も近況好調
 昨年のMVP・馬場貴也(滋賀)が異彩を放つ。今年もここまで5Vと各地で決定的な仕事をしており、その中には2月当地のGⅠ近畿地区選も含まれている。さらに当地は2019年12月のSGグランプリシリーズでの優勝があり、通算でも9優出3Vと抜群の戦績を誇る。今節も異次元の高速ターンで優勝まで突っ走る。
 大上卓人(広島)は7月鳴門で今年5回目の優勝を飾り、2018年にマークした自身最多の年間5Vに早くも並ぶなど絶好調。この勢いがあれば、馬場が相手でも互角の勝負を繰り広げそうだ。
 大池佑来(東京)は7月浜名湖を皮切りに8月江戸川のお盆戦まで4連続優出と、こちらもリズムの良さがうかがえる。7月児島で今年2回目の優勝を決めた船岡洋一郎(広島)や、変わらず安定感ある走りを披露している山下和彦(広島)と石橋道友(長崎)、地元で気合十分の繁野谷圭介(大阪)も上位を外さない。今期勝率6点台後半の是澤孝宏(滋賀)に、同じくA1級復帰へ好ペースの柴田光(群馬)、森貴洋(大阪)、山田祐也(徳島)も楽しみ。対照的に、天野友和(愛知)と福島勇樹(東京)はリズムを立て直す必要がある。
 女子勢では、守屋美穂(岡山)が目玉選手として参戦。6月丸亀、7月桐生の両ヴィーナスシリーズで2連続優勝を決め、今期勝率も7点ペースと快調に飛ばしている。堀之内紀代子(岡山)は男子顔負けの攻撃力を武器に、3月唐津混合戦での優勝を含めて自己最多の年間3Vと覚醒中。7月浜名湖女子戦を6コースまくり差しで制した淺田千亜希(徳島)も底力は健在だ。
9月21日(木)・第12レース ドリーム戦「サンスポドリーム」出場予定選手
  • 4262
    馬場貴也
    (A1/滋賀)
  • 3915
    繁野谷圭介
    (A1/大阪)
  • 4096
    石橋道友
    (A1/長崎)
  • 4468
    大池佑来
    (A1/東京)
  • 4682
    大上卓人
    (A1/広島)
  • 4398
    船岡洋一郎
    (A1/広島)
4398
船岡洋一郎
(A1/広島)
同タイトル2連覇へ果敢に攻める

 2021年に自己最多となる年間7Vをマークし、2022年3月大村のボートレースクラシックでSGデビュー。さらに直後の4月宮島でGⅠ初優勝を飾るなど、近年の活躍ぶりには目を見張るものがある。今年は優勝2回とやや物足りなさはあるが、勝率を目に移すと今期はここまで6.76(8/20時点)をマーク。このままのペースなら2023年前期の自己最高勝率6.93の更新も十分にあり得る。
 当地は今年2月以来の出場で、くしくも今節と同じタイトル戦。その時はグランプリ覇者の茅原悠紀、今年GⅠ2Vの島村隆幸を相手に王道を歩んで優勝しており、ディフェンディングチャンピオンとして登場する。当地は通算でも4優出3Vと好成績を収めており、その優勝3回は芦屋と並んで全国トップの数字だ。船岡といえば安定してパワー勝負に持ち込めるのが最大の持ち味。パワーが備われば体感もしっかりしてくるので、水面が硬く乗り心地の良しあしが重要となる当地でも波に負けることは少なく、それが大きなアドバンテージになっている。たとえ当地SG、GⅠ覇者の馬場が相手でも、本来の走りができれば同タイトル2連覇の可能性は低くない。

  • 2023.8.13宮島一般
    1426142転62
  • 2023.8.4平和島一般
    54163611121
  • 2023.7.27児島一般
    32211
  • :準優勝戦 :優勝戦