にっぽん未来プロジェクト競走in住之江
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本格化も間近な小池を筆頭に
地元勢が上位へ
 地元の小池修平(大阪)が近況も好調モードだ。2022年前期に自身初の7点勝率をマーク、2023年前期は勝率6.98、新勝率も6.97を残すなど、層の厚い大阪支部内でも存在感をアピールしている。4月尼崎では優勝ゴールも決めており、勢いのまま約3年ぶり2度目の地元制覇を目指す。
 同じ大阪支部の権藤俊光(大阪)は30日のF休み明け初戦ではあるが、地元水面ならばレース勘にもスタート勘にも不安はない。持ち味の調整手腕を発揮して悲願の当地初制覇へ全力戦だ。変わらずそつのないさばきで上位争いに持ち込む繁野谷圭介(大阪)、F禍を乗り越えてじわり復調ムードの藤山翔大(大阪)の両者も楽しみ。
 村上遼(長崎)はケガの影響で出走回数が足りず新期A2級に降格も、77走して勝率7点オーバー。調子の良さだけなら出場選手トップと言っても過言ではない。前沢丈史(東京)は優勝こそないが、前期8優出と場所を問わない安定感が頼もしい。初めてA1級キープと地力強化をアピールする木村仁紀(滋賀)に、各地で安定した戦いを見せる森定晃史(岡山)、新期A1級復帰を決めた島田賢人(埼玉)と竹井貴史(福岡)らもベスト6入りは十分に可能だ。
 ほかでは、A1級勝率にはわずか0.01足りなかったが復調を示す大神康司(福岡)や、半年でのA1級復帰へ巻き返しを図る秋山広一(香川)、5期ぶりにA1級返り咲きを目指す渡邉英児(静岡)らベテラン勢も侮れない。
6月21日(水)・第12レース ドリーム戦出場予定選手
  • 3915
    繁野谷圭介
    (A1/大阪)
  • 4172
    森定晃史
    (A1/岡山)
  • 4366
    前沢丈史
    (A1/東京)
  • 4715
    村上遼
    (A1/長崎)
  • 4737
    竹井貴史
    (A1/福岡)
  • 4907
    小池修平
    (A1/大阪)
4857
加藤翔馬
(A1/兵庫)
ヤングダービー出場へ初日から突っ走る

 GⅠ出場が増加した前期はトップレーサーとの差を痛感し、5節走って1着は5本のみ。それ以上に大きな着を並べたことで新勝率は5.29まで下降。まさかのB1級降格となった。ただ、一般戦では1月浜名湖、2月芦屋で優出しており、4月戸田では節間5勝をマークするなど、一般戦のみの勝率は6点台と結果を出している。今期初戦の唐津では優出こそ逃したが、3連勝を含めてこちらも節間5勝と決め手の鋭さは健在だ。
 A1級復帰はもちろん、もうひとつの目標が9月下関で行われるPGⅠヤングダービーへの出場。選考期間は6月末までで、今シリーズがラストチャンスだ。一昨年は勝率5.41、昨年は勝率5.79だった出場ボーダーも、今年(5/21時点)は勝率5.90と高くなっており、前走の鳴門GⅢウエスタンヤングでの一発勝負は残っているが、勝率5.99の加藤にとっては一瞬たりとも気が抜けない状況。さらにボーダー下には勝率を伸ばしている選手が多く、出場ボーダーが上がる可能性は十分にある。この勝負駆けを成功させて、A1級復帰に弾みをつける!

  • 2023.5.9唐津一般
    1311136213
  • 2023.4.30尼崎一般
    22転5落
  • 2023.4.21戸田一般
    55161641411
  • :準優勝戦 :優勝戦