GⅢオールレディース大阪スポーツ賞第36回アクアクイーンカップ
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真夏の女王に輝いた
鎌倉の地元凱旋レース!
 8月浜名湖で開催されたPGⅠレディースチャンピオンで特別戦初Vを飾った鎌倉涼(大阪)の地元凱旋に視線が集中する。女王戴冠後は徳山、児島の両女子戦でベスト6入りと好調をキープ。さらに地元の女子戦は2022年6月戦、翌年の7月戦を制しており貫録は十分だ。今シリーズも他を圧倒する走りを見せて年末決戦まで突っ走る。
 同じ地元の高憧四季(大阪)も近況は7点勝率に迫る好調ぶりで、特に地元水面では今年2戦ともに優出と抜群の安定感を誇る。充実期に突入した今こそ、念願の地元初制覇のチャンスだ。
 地元コンビにとって強敵となるのは、今年5月の常滑レディースオールスターで女子特別戦2Vを達成した浜田亜理沙(埼玉)。近況も8月常滑、9月江戸川の両女子戦で連続優出を果たすなどリズムの良さが光る。實森美祐(広島)は2月徳山GⅠ中国地区選手権での優出が目を見張り、7月宮島では自身初の年間2Vを飾るなど充実の一途だ。今年SG初出場を果たした清水愛海(山口)も充実ぶりが窺える。勝浦真帆(岡山)は勝率面だけで言えばA級キープが危ぶまれる状況だが、6月多摩川を4コースまくりで制し、8月浜名湖のレディースチャンピオンでは優出するなど大仕事が目立つ。
 ほかでは、今期勝率6.92と本格化の兆しを見せる深川麻奈美(福岡)に、A1級復帰へ向けて快調な廣中智紗衣(東京)と倉持莉々(東京)の東京コンビに勢いを感じる。若狭奈美子(岡山)と安井瑞紀(岡山)の岡山コンビに、地元の落合直子(大阪)、原田佑実(大阪)、関野文(大阪)も好ムードだ。
初日10月16日第12レース「大スポドリーム」出場予定選手
  • 4456
    鎌倉涼
    (A1/大阪)
  • 5163
    清水愛海
    (A1/山口)
  • 4825
    倉持莉々
    (A2/東京)
  • 4963
    實森美祐
    (A1/広島)
  • 4927
    関野文
    (A2/大阪)
  • 4900
    中田夕貴
    (A2/埼玉)
2日目10月17日第12レース「アクアドリーム」出場予定選手
  • 4546
    浜田亜理沙
    (A1/埼玉)
  • 4447
    深川麻奈美
    (A2/福岡)
  • 4243
    西村歩
    (A2/大阪)
  • 4611
    今井美亜
    (A2/福井)
  • 5088
    高憧四季
    (A1/大阪)
  • 4884
    勝浦真帆
    (A1/岡山)
4289
落合直子
(B1/大阪)
A1級復帰&当地2連続Vへ!

 走り慣れた地元水面でペースアップを図る。3期前と2期前には勝率6点台を残しながらA1級勝率には届かず。さらに前期は勝率を大きく落としてB級降格の憂き目にあうなど精彩を欠いていたが、気持ちを切り替えた今期は各地で完全復調を示している。そのキッカケとなったのが6月多摩川での今期初優出。初日から展示好タイムを連発して調整に手応えをつかむと、続く浜名湖でも強力な伸び足を武器に4連勝をマークしてベスト6入りを果たした。上昇気流に乗って臨んだ当地6月戦では予選をオール3連対でクリアして準優1枠獲り。その準優もしっかりと逃げて優出一番乗りを果たすと、残る準優1枠勢が敗れて優勝戦のポールポジションが巡ってくる幸運。このツキを生かして自身2年9カ月ぶりの頂点に立った。その後は少しリズムを悪くしている印象だが、それでも勝率6.00でA1級復帰を狙える位置にいる。期末の勝負駆けの時期に地元水面を走れるのは願ってもないチャンス。4期ぶりのA1級復帰、そして当地2連続Vへ向けて力の限りを尽くす!

  • 2025.9.12丸亀一般
    4166555
  • 2025.8.24桐生一般
    434165
  • 2025.8.15大村一般
    562121
  • :準優勝戦 :優勝戦