GⅠ第53回高松宮記念特別競走
9/8月9火10水11木12金13土
4月の当地周年を制した上條が
地元GⅠ2連続Vへ!
大阪支部から出場する総勢13名が地元GⅠタイトル確保へ全力を尽くす。これまで大阪支部を引っ張ってきた松井繁(大阪)、田中信一郎(大阪)、太田和美(大阪)、石野貴之(大阪)、丸岡正典(大阪)、湯川浩司(大阪)ら銘柄級の選手に懸かる期待が大きいのは当然だが、新世代の台頭も著しく、その旗手となっているのが上條暢嵩(大阪)だ。4月開催の当地69周年で地元GⅠ初制覇を飾り、近況も7月三国GⅠ周年で優出するなど快調。今度は地元GⅠ連続Vを目指す。
上條に負けず劣らずのポテンシャルを秘めているのが山崎郡(大阪)で、GⅠ制覇は昨年の尼崎近畿地区選手権で達成済み。今年4月の当地周年ではベスト6入りを果たしている。小池修平(大阪)や井上忠政(大阪)、石本裕武(大阪)も潜在能力が高いのは周知の通り。秦英悟(大阪)と藤山翔大(大阪)もチャンスをモノにするだけの実力は備わっている。
遠征勢で注目すべきは馬場貴也(滋賀)。今年上半期は例年にない不振に陥ったが、7月びわこのGⅡボートレース甲子園で今年初Vを飾って反撃ののろしを上げた。峰竜太(佐賀)も今年はまだSG、GⅠで優勝できておらず、優勝が2回ある相性の良い大会でペースアップを図る。
ほかでは、今年のGⅠを優勝した稲田浩二(兵庫)、新田雄史(三重)、山田康二(佐賀)、丸野一樹(滋賀)、仲谷颯仁(福岡)、7月三国周年でGⅠ初Vを飾った大上卓人(広島)、変わらず安定感がある白井英治(山口)、平本真之(愛知)、関浩哉(群馬)が上位へ。
初日9月8日第12レース「高松宮特選」出場予定選手
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3415
松井繁
(A1/大阪)
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4262
馬場貴也
(A1/滋賀)
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4337
平本真之
(A1/愛知)
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4320
峰竜太
(A1/佐賀)
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4573
佐藤翼
(A1/埼玉)
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4168
石野貴之
(A1/大阪)
2日目9月9日第12レース「ジャンピー特選」出場予定選手
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4719
上條暢嵩
(A1/大阪)
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3897
白井英治
(A1/山口)
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3783
瓜生正義
(A1/福岡)
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4686
丸野一樹
(A1/滋賀)
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4350
篠崎元志
(A1/福岡)
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4851
関浩哉
(A1/群馬)
4682
大上卓人
(A1/広島)
109期の勝率トップが覚醒中!
109期生としてデビューし、同期にはGⅠ9勝の丸野一樹をはじめ、同4勝の島村隆幸、同2勝の永井彪也がおり、いずれもSGでの優出実績もある109期の出世頭だが、彼らよりもボートレーサー養成所で評価が高かったのが勝率トップの大上だ。デビュー以降は初勝利が同期で4番目、初優出は6番目、そして初優勝が4番目と早く、同期を引っ張る存在に。その後は2017年2月の徳山中国地区選手権でGⅠデビューを果たすと、同年9月の蒲郡PGⅠヤングダービーでGⅠ初優出を達成。さらに2019年3月の戸田ボートレースクラシックでSGデビュー、2020年10月びわこでGⅡ初Vを飾るなど順調にキャリアを積んできた。昨年はGⅠで2回、GⅡでも優出を果たし、さらに一般戦では8回の優出と、格の違いを見せつけた。選手として充実期を迎えた今年も上半期だけで9優出3Vと快調な走りを見せると、勢いのまま参戦した7月三国周年でGⅠ10回目の優出で念願の初Vを成し遂げた。この優勝で賞金ランクは24位(8/5終了時点)まで浮上。これでSGグランプリ出場が現実味を帯びてきた。目標達成のためにも同じ水面で活躍を誓う。
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2025.7.31三国G1
13113311
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2025.7.22徳山SG
413434662
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2025.7.10下関一般
255111614
■:準優勝戦 ■:優勝戦