GⅢ第36回アサヒビールカップ
7/21月22火23水24木25金26土
実績断然の湯川に、
井上と萩原が勝負を挑む
SG4冠、GⅠ13Vの湯川浩司(大阪)が地元ファンの期待を一身に背負う。昨年は江戸川のGⅠ周年とGⅡモーターボート大賞をそれぞれ制し、当地ゴールデンウィーク戦でも優勝するなど年間を通して活躍。今年はまだ優勝こそないが、4月桐生のPGⅠマスターズチャンピオンを含めて優出7回と相変わらず高いレベルの走りを披露しており、今回も当然のように主役を担う。
同じ地元勢の井上忠政(大阪)は前々期に自身最多の期間4Vを挙げると、前期も4Vマーク。さらに今期も5月戸田GⅢ企業杯で優勝するなど、決定力の高さはトップクラスと言える。
この地元ツートップにとって強敵となるのは、湯川と同じく桐生マスターズチャンピオンで優出した萩原秀人(福井)。6月芦屋では今年初Vを決めており、下半期の活躍が多い例年通りのペースに持ち込んでいるのは好材料だ。
ほかでは、準地元の和田兼輔(兵庫)と尾嶋一広(兵庫)の兵庫コンビや、平見真彦(愛知)、前田聖文(愛知)、上田健太(愛知)の愛知トリオ、武重雄介(山口)と柳生泰二(山口)の山口コンビに、榎幸司(長崎)、三浦敬太(東京)らが上位争いに加わってくる。
中村有裕(滋賀)、向後龍一(埼玉)、宮崎奨(香川)、池田雄祐(愛知)、黒野元基(愛知)、中島秀治(滋賀)の6名は半年でのA1級復帰を目指しての戦いとなるが、池田と中島は出走回数不足による降格で、勝率的にはA1級ペースだったことは覚えておきたい。
初日7月21日第12レース「ドリーム戦」出場予定選手
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4044
湯川浩司
(A1/大阪)
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4061
萩原秀人
(A1/福井)
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4171
榎幸司
(A1/長崎)
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4570
前田聖文
(A1/愛知)
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4702
三浦敬太
(A1/東京)
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4959
井上忠政
(A1/大阪)
3563
堤昇
(B1/静岡)
得意水面で自身約8年ぶりの優勝へ
地元水面で活躍する選手は多くいるが、特定の遠征先で実績を残す選手は決して多くはない。今節出場する選手の中で当地をドル箱にしているのが、静岡支部の堤。当地通算4Vは唐津と並んで全24場最多の数字で、通算勝率も6.81と高勝率を残している。特に勝率は出場選手の中でも湯川に次ぐ2位で、遠征勢ではもちろんトップだ。当地での優出は2018年6月戦が最後、優勝に関しては2009年11月戦まで遡ることになるが、2018年6月戦以降は9節走って5節で予選突破を果たし、その全てで準優勝戦3号艇以内を獲得。前回2月戦は予選落ちとなったが、2走目以降は全て舟券に貢献するなど、相変わらず水面攻略に自信を持っているのがわかる。
近況のリズムに関してはB級降格と精彩を欠く状況だが、期が替わった5月以降は勝率5.40と復調気配。近年の傾向を見せても夏場に調子を上げることが多く、今節までにリズムアップしてきても不思議ではない。得意水面で好モーターを手にすることができれば、自身約8年ぶりの頂点まで突っ走ることは十分に可能だ!
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2025.6.8福岡一般
62521231514
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2025.5.24尼崎一般
6351526453
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2025.5.13三国一般
5256532446
■:準優勝戦 ■:優勝戦