スポニチ杯争奪 第59回なにわ賞
5/131415161718
トップレーサーの瓜生と今垣が
豪華競演!
 5月2節目のシリーズは、SG11冠・瓜生正義(福岡)と同9冠・今垣光太郎(福井)の豪華競演が一般戦で実現。瓜生は昨年の当地67周年を制してから完全復調を示し、SGも3勝のドル箱水面だ。一方の今垣は当地Vこそ2016年12月のグランプリシリーズまで遡るが、通算V数は瓜生とともに5回をマークしている。選手としての実績も当地水面との相性もほぼ互角とあって、地元ファンのみならず全国ファンからも注目を集める。
 両者の優勝争いに割って入る可能性があるのは、久田敏之(群馬)と金子拓矢(群馬)の群馬コンビ。久田は昨年5Vを挙げて今年の若松SGボートレースクラシックに出場し、未勝利ながら準優勝戦に進出するなど、トップ戦線でも安定感ある走りを披露中。金子も昨年11月の三国周年で約3年ぶりのGⅠ優出を果たして好ムードだ。
 妹尾忠幸(岡山)、北川潤二(愛知)、末永由楽(岡山)の3名は現時点でA1級キープへ快調な走りを見せているが、横澤剛治(静岡)、岡祐臣(三重)、山ノ内雅人(福岡)、馬野耀(大阪)の4名は厳しい戦いを強いられており、現状打破のためにも気合を入れ直す必要がある。
 対照的に、近況好調なのが地元の石本裕武(大阪)に、同じくA1級初昇格が有力な高井雄基(愛知)、3期ぶりのA1級復帰が目前の榎幸司(長崎)。丸尾義孝(徳島)や高橋正男(兵庫)、松村康太(福井)も勝率6点台でリズムは悪くない。
初日令和7年5月13日第12レース「ドリーム戦」出場予定選手
  • 3388
    今垣光太郎
    (A1/福井)
  • 3783
    瓜生正義
    (A1/福岡)
  • 3956
    横澤剛治
    (A1/静岡)
  • 4261
    岡祐臣
    (A1/三重)
  • 4305
    金子拓矢
    (A1/群馬)
  • 4977
    馬野耀
    (A1/大阪)
5267
石本裕武
(A2/大阪)
地元水面でSG覇者に立ち向かう!

 昨年に続いて、今年も当地のフレッシュルーキーに選ばれた期待に全力で応える。2022年11月にデビューして2年半。デビュー期にいきなり6勝を挙げてB2級脱出を果たすと、2期目には勝率5.69を残してA級初昇格。さらに3期目にはA1級初昇格こそできなかったが6点勝率をマークするなど、怪物ルーキーとして才能の片りんを見せつけてきた。迎えた5期目は、11月芦屋ルーキーシリーズでの優出を皮切りに、3月常滑ルーキーシリーズまで優出5回と安定感あふれる走りを披露し、現在勝率(4月13日時点)もA1級初昇格が確実な6.74を残している。
 フレッシュルーキーの石本にとっては当然だが、当地は今年早くも4回目で、直前のラピートカップから2節連続での出場に。さらに新モーターに切り替わった3月ルーキーシリーズを含めると現行モーターを既に2節経験している。この経験値は大きなアドバンテージとなり、SG覇者の瓜生や今垣ら上位勢が相手でも有利に働くはず。今後はSG、GⅠ戦線でも旋風を巻き起こす可能性を秘める逸材が、地元水面で下剋上をやってのける!

  • 2025.3.25常滑一般
    42112144
  • 2025.3.15住之江一般
    13落5112544
  • 2025.2.25徳山一般
    35142121
  • :準優勝戦 :優勝戦