大阪スポーツ発刊60周年記念日本モーターボート選手会会長杯争奪戦2025ダイスポジャンピーカップ
2/2021222324
西島が当地2連続Vへ!
権藤、井上が迎え撃つ
 昨年12月の当地マスターズリーグで通算100回目の優勝を飾ったレジェンドの西島義則(広島)が再び参戦して注目を集める。その優勝を含めて当地は通算優出23回で7Vを誇り、通算勝率でも出場選手トップに立っている。1月尼崎では開幕5連勝から優出を果たすなど今年も快調な走りを見せており、ここも優勝候補の大本命だ。
 対抗格は徳増秀樹(静岡)。昨年の優勝回数は5月多摩川での1回のみで決定力がある徳増にとっては不本意な1年となったが、11月尼崎GⅠ戦で優出するなど調子自体は悪くない。
 杉山正樹(愛知)は昨年優出14回で2Vと安定した走りを披露し、古澤光紀(福岡)も優出8回で4Vと高い決定力を見せた。ともに当地でも好走が多く、確実にV争いに加わってくる。昨年はキャリアハイの年間5Vとブレイクの兆しを見せている渡邉雄朗(東京)と関東地区選手権でGⅠ優勝歴を持つ永田秀二(東京)の東京コンビは、当地初Vを懸けて参戦。当地実績では、通算4Vをマークする野長瀬正孝(静岡)と堤昇(静岡)の静岡コンビが侮れない。
 迎え撃つ地元勢は、権藤俊光(大阪)と井上一輝(大阪)のA1級コンビに期待が懸かる。権藤はF2の足かせこそあるが、2025年前期は自身初の勝率7点台を残して好ムード。一方の井上も自己最長の4期連続A1級と地力を底上げしてきている。同じく地元水面で気合が入る新田智彰(大阪)と吉永浩則(大阪)に、男子相手でも柔軟戦で追い上げる原田佑実(大阪)にも注目したい。
初日令和7年2月20日第12レース「ダイスポドリーム」出場予定選手
  • 3744
    徳増秀樹
    (A1/静岡)
  • 3024
    西島義則
    (A1/広島)
  • 4084
    杉山正樹
    (A1/愛知)
  • 4832
    権藤俊光
    (A1/大阪)
  • 4522
    古澤光紀
    (A1/福岡)
  • 4826
    井上一輝
    (A1/大阪)
4298
宮下元胤
(A2/愛知)
近況好ムードに加えて当地好相性!

 近況好ムードの勢いに注目だ。最近5期はA2級暮らしが続いているが、それ以前は2期連続でA1級に在籍したこともあり、底力があるのは確か。それが今期はしっかりと成績にも表れており、ここまで7節走って優出3回をマーク。また、優出ができなかった4節のうち、12月蒲郡では2号艇、続く徳山でも3号艇で準優勝戦に進出するなど、高いレベルで安定した走りを見せているのがわかる。
 当地水面とは昔から相性が良く、昨年末には準優勝戦で6号艇ながら2着に食い込む好ファイトで優出を果たしたばかり。さらに遡ればデビュー初1着に加えて、デビュー初優出も果たした記念すべき地で、通算優出4回は遠征先では多摩川の5回に次ぐ数字ということも相性の良さを証明している。今後は地元の蒲郡、そして浜名湖へのあっせんが入っており、さらに調子を上げてくることは十分に考えられる。デビュー5度目の優勝、そして思い入れのある水面でもある当地での初Vをつかみ取るべく、気迫の走りを見せる!

  • 2025.1.8常滑一般
    22122
  • 2024.12.26住之江一般
    5136
  • 2024.12.17徳山一般
    2154332413
  • :準優勝戦 :優勝戦