スポニチ杯争奪 第58回住之江選手権競走
12/26木27金28土29日
GⅠ初Vを含めて近況充実の
入海が中心!
2024年のグランプリも終了し、当地での今年最終戦は4日間のショートシリーズ。優勝争いの中心に立つのは、8月芦屋周年記念でGⅠ初Vを飾った入海馨(岡山)。そのGⅠ制覇をはじめ、新勝率7.31はキャリアハイをマークし、期間3Vも自己最多の回数と充実の半年間に。来年3月には若松ボートレースクラシックでのSGデビューが有力な状況だ。さらなる飛躍を感じさせるレース内容で2024年を最高の形で締める。
萩原秀人(福井)も2025年前期審査期間で3Vと各地で主力級の活躍を見せ、11月鳴門では年間5Vに到達。現時点でSGボートレースクラシック出場ボーダーのすぐ下という状況だけに、ラストチャンスをモノにしたいところ。
江夏満(福岡)と小野達哉(大阪)は安定感あふれる走りが持ち味で、近況も3連率70%超えということが証明となる。自己最高勝率を更新して、初めてのA1級キープを決めている尾上雅也(埼玉)の成長ぶりも見逃せない。
対照的に、女子レーサーの松尾夏海(香川)は来期A2級降格が決まったが、新期初戦の戸田GⅢオールレディースでは自身4回目の優勝と最高の滑り出し。半年でのA1級復帰へ向けて勢いを加速させるか。同じく自身4度目の優勝を9月平和島で果たした天野友和(愛知)は、新勝率も6点台と好ムード。2025年前期審査期間に優出2回で優勝も2回と決定力が光る佐藤大佑(東京)に、11月常滑混合戦を制した地元の高憧四季(大阪)にも熱視線を注ぎたい。
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4886
入海馨
(A1/岡山)
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4061
萩原秀人
(A1/福井)
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4136
江夏満
(A1/福岡)
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4653
小野達哉
(A1/大阪)
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4642
松尾夏海
(A1/香川)
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3905
天野友和
(A2/愛知)
4610
佐藤大佑
(A2/東京)
激動の1年を最高の形で締める!
2024年は自身にとって激動の1年となった。年頭はリズムに乗り切れずに精彩を欠いていたが、2月江戸川GⅠ周年では持ち味の攻撃的な走りがさえ渡って2走目から3連勝をマーク。予選5位通過で準優勝戦2号艇を射止める。その準優勝戦は荒天の影響で打ち切りとなったが、結果的に嬉しいGⅠ初優出を達成。この優出で上昇気流に乗り、3月児島と江戸川を含めて3連続優出を果たした。しかし、A1級勝率にはわずかに届かず降格。2025年前期審査期間も5月丸亀で優勝こそしたものの、ムラっ気の強い走りが目立った結果、10月福岡終了時点での勝率は5.17まで落ち込み、B級降格の危機に陥っていた。
しかし、2025年前期審査期間の最終戦の10月児島で本領を発揮するあたりが"佐藤らしさ"だ。1走目と2走目で代名詞のまくり勝ちを決めると、その後も連勝を「4」まで伸ばす活躍を見せ、そのまま優勝戦に進出。優勝戦は5コースからの逆転劇で優勝を飾り、勝率も5.48まで押し上げてA級キープを決めた。今度はA1級復帰、そして来年に向けて、今年最終戦を"優勝"で締める!
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2024.11.19常滑G3
3625444551
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2024.10.13児島一般
1111434121
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2024.10.3福岡一般
465155131
■:準優勝戦 ■:優勝戦