SG第39回グランプリ
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選出順位トップ2の馬場、毒島が
GP初制覇へ
 今年の賞金バトルを勝ち上がってきた18名が黄金のヘルメットを懸けて当地水面に集結。出場選手が18名になってから11回目になるが、過去10大会の傾向としては2nd発進を果たした選手が7回頂点に立っている。そのうち6回が選出順位トップ3ということを考えれば、今大会も2ndの1枠を射止めた馬場貴也(滋賀)と毒島誠(群馬)が優勝に最も近い存在だろう。ともにグランプリ初戴冠へ向けて、大事な1走目の白いカポックを最大限に生かす。
 選出順位3位の桐生順平(埼玉)は第32回大会で優勝実績があり、2度目の頂点を目指す。大村オーシャンカップで約10年ぶりのSG制覇を果たした茅原悠紀(岡山)は、絶大なインパクトを残した第29回グランプリの再現へ。現役最強レーサーの峰竜太(佐賀)と下関チャレンジカップを優出したことで2nd発進を決めた池田浩二(愛知)は、ともに歴代トップタイのグランプリ3Vが懸かる。
 菊地孝平(静岡)、平本真之(愛知)、土屋智則(群馬)、松井繁(大阪)、西山貴浩(福岡)、瓜生正義(福岡)、上條暢嵩(大阪)や、初出場初Vの偉業に挑戦する宮地元輝(佐賀)、定松勇樹(佐賀)、関浩哉(群馬)、河合佑樹(静岡)、佐藤翼(埼玉)らは1st発進からの下剋上を狙う。
 シリーズ組では、下関チャレンジカップ不出場の影響でグランプリ出場を逃した山口剛(広島)と丸野一樹(滋賀)が、その鬱憤を晴らすべく臨む。地元で気合十分の山崎郡(大阪)と西村拓也(大阪)のSG初Vにも期待が懸かる。
  • 4262
    馬場貴也
    (A1/滋賀)
  • 4238
    毒島誠
    (A1/群馬)
  • 4444
    桐生順平
    (A1/埼玉)
  • 4418
    茅原悠紀
    (A1/岡山)
  • 4320
    峰竜太
    (A1/佐賀)
  • 3941
    池田浩二
    (A1/愛知)
3415
松井繁
(A1/大阪)
最高峰のレースで王者復活へ!

 最高峰の戦いに王者が帰ってきた。今年は1月大村BBCトーナメントでの優出を皮切りに、4月鳴門マスターズチャンピオン、5月当地GⅠ周年でも優出して着実に賞金を加算。さらに9月津では歴代最多タイの同一周年7V(松尾泰宏の唐津GⅠ周年7V)の偉業を達成してグランプリ出場に大きく前進した。加えて4年ぶりに全SGに出場したことも賞金加算の追い風となり、選出順位14位で4年大会ぶりにグランプリ復帰を決めた。ただ、その前回出場は平和島開催。当地開催のグランプリ出場は第32回大会以来、実に7大会ぶりとあって自身はもちろん、地元ファンにとっても嬉しいニュースだ。
 これまでSG12V、GⅠ60Vの実績は周知の事実だが、特にグランプリでの実績が秀逸。今大会が24回目の出場で、そのうち16回で優出。第24回大会では歴代トップタイに並ぶ3度目の黄金のヘルメットをかぶった。また、同じ選出順位14位だった第35回大会では1st発進から優勝戦まで駒を進めているのも頼もしいデータだ。ともに前人未到となるグランプリ4V&歴代最年長でのSG制覇(安岐真人の52歳7カ月)の偉業を成し遂げる!

  • 2024.11.19下関SG
    51546445
  • 2024.11.10尼崎G1
    45632
  • 2024.11.1住之江G1
    43215613
  • :準優勝戦 :優勝戦