男女W優勝戦 日本財団会長旗争奪 第38回住之江王冠競走
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女子組は三浦、
男子組は小池が中心に立つ!
 当地では2021年11月以来の開催となる男女W優勝戦。女子組のV争いをリードするのは、近況も7点勝率マークと好調な三浦永理(静岡)だ。その内容も良好で、2月のGⅡびわこレディースオールスターで優出。さらに3月のGⅢ丸亀オールレディースでは今年初Vを挙げており、今シリーズも主役の座は渡さない。
 同じくGⅡびわこレディースオールスターで優出した海野ゆかり(広島)は、その後も3月宮島まで4連続優出と安定感が光る。3月GⅢ丸亀、4月GⅢ多摩川で連続優出とリズムを上げている藤原菜希(東京)と近況勝率6点台と復調ムードの西村美智子(香川)も上位へ。ピンロク勝負の走りは魅力十分の堀之内紀代子(岡山)、前回大会を3コースまくりで制した地元の五反田忍(大阪)も侮れない。
 男子組は2月戦で地元初制覇を完全Vで達成した小池哲也(大阪)に熱視線。勝率もキャリアハイのペースと急加速で成長中だ。岡田憲行(大阪)は少しずつ調子を取り戻しており、地元水面でさらなるペースアップへ。対照的に、森貴洋(大阪)は勝率6点割れと精彩を欠くが、こちらも地元なら気迫の走りを見せる。
 近況勝率7点台と快調な走りを見せている馬場剛(東京)が地元勢に襲い掛かる。同じ東京支部の荒井翔伍(東京)はパワー勝負に持ち込んで上位進出へ。今年4優出1Vと勢いに乗っている加藤政彦(東京)もV候補。岡村慶太(福岡)は変わらず高いレベルの走りを見せている。
  • 4208
    三浦永理
    (A1/静岡)
  • 3618
    海野ゆかり
    (A1/広島)
  • 4627
    藤原菜希
    (A1/東京)
  • 4788
    小池哲也
    (A1/大阪)
  • 3872
    岡田憲行
    (A2/大阪)
  • 3904
    森貴洋
    (A1/大阪)
4598
加藤政彦
(A2/東京)
コース不問の走りで上位を目指す!

 近年は冬場に調子を上げる傾向で、2024年後期審査期間も勝率6点台後半とキャリアハイのペースで快走中。レース内容も目を見張るものがあり、新期初戦の11月江戸川で自身約5年半ぶり2度目のVを果たすと、2月には江戸川→鳴門→江戸川で3節連続優出を果たし3節目の江戸川ではVゴールも決めた。さらに3月大村でも優出するなど抜群の安定感を見せつけている。
 自身最大の武器は冷静な立ち回り。トップスタートを連発するようなタイプではなくまくりで白星を挙げるのはスリット隊形次第だが、たとえスタートで包まれるような隊形になっても焦ることなく展開をとらえる器用さがある。その証拠となるのが3連率の高さで、近況は70%オーバー。コース別でも3コースまでは3連率80%超えで、4~6コースも50%を超えている。当地は約2年ぶりの出場でこれまで目立った成績は残せていないが、好リズムを刻んでいる近況を考えれば、当地初優出、そして初Vまで突っ走る可能性は十分にある!

  • 2024.4.5江戸川一般
    231621411
  • 2024.3.26大村一般
    33413222
  • 2024.3.14江戸川一般
  • :準優勝戦 :優勝戦