茨木市制75周年記念競走
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地元の金看板・松井、田中が
異彩を放つ!
 大阪支部を代表する看板レーサーの松井繁(大阪)と田中信一郎(大阪)が、一般戦でまさかのそろい踏み。ともに地元水面では輝かしい実績を残しており、松井は特別戦10Vを含めて通算41Vと圧巻の戦績。一方の田中は3度のSGグランプリ制覇を含めて特別戦12V、通算V数は歴代3位(2位は野中和夫の30回)の29回を誇る。松井はさらなる記録更新へ向けて、田中は節目となる30回目の優勝へ向けて、ともに地元ファンに快走を誓う。
 同じ大阪支部の渡邊雄一郎(大阪)は当地での優勝こそ1回のみだが、優出数は19回とコンスタントに活躍中。2014年3月以来となる地元制覇へ全力を尽くす。近況も年齢を感じさせない活発な攻めを披露している古場輝義(大阪)と、A級復帰へ好ペースの沢田昭宏(大阪)も、地元水面で気迫あふれる走りを見せてくれそう。
 遠征勢では、豊田健士郎(三重)が7月津で今年5回目の優勝を決め絶好調モードに突入。松井、田中の地元トップレーサーを相手に自身最多の年間6Vを目指す。森野正弘(山口)と原田篤志(山口)の山口コンビも近況好調で、森野は病気のため5月唐津を最後に長期欠場していたが、8月大村で復帰すると即優出。続く多摩川でも優出とレース勘に不安はない。一方の原田も近況勝率は7点台に迫っており、8月には徳山、下関、若松で3節連続優出と上昇気流に乗っている。伊藤将吉(静岡)と藤田靖弘(静岡)の静岡コンビは、持ち味のコーナー戦で上位浮上へ。
10月7日(土)・第12レース ドリーム戦出場予定選手
  • 3415
    松井繁
    (A1/大阪)
  • 3556
    田中信一郎
    (A1/大阪)
  • 4033
    伊藤将吉
    (A1/静岡)
  • 4376
    藤田靖弘
    (A1/静岡)
  • 4601
    森野正弘
    (A1/山口)
  • 4856
    豊田健士郎
    (A1/三重)
4189
川上剛
(A2/福岡)
相性抜群の水面で久々の美酒へ!

 川上といえば純地元の芦屋を筆頭に、若松、福岡、そしてGⅠ優勝歴がある唐津と地元圏での活躍が多いイメージで、今期の優出2回も下関と芦屋。直近3年間の優勝も芦屋で2回、徳山で1回とデータにも表れており、関東や近畿、東海、四国地区での活躍は決して多くない。しかし、住之江水面となれば話は別。当地は昔から好走の多い水面で、通算勝率6.97は全24場でトップの数字。今節の出場メンバーの中でも松井と田中に次ぐ3位だ。優勝は2011年11月W優勝戦の1回のみだが、その後の一般戦は7戦して6度の優出があり、優勝戦1号艇も2回。その内の1回が昨年8月の前回戦で、くしくも今節出場予定の伊藤将吉に敗れている。1年越しにリベンジの機会が訪れたとあって、いつも以上に気合が入るシリーズだ。
 前期はまさかのA2級降格となったが、今期はここまで優出2回に勝率6.46(9/11時点)をマークするなど、本来の粘り強い走りを取り戻してきている。リズムも水面相性も良好とあって、昨年8月以来となる痛快な一発に期待したい。

  • 2023.8.25江戸川一般
    3622233
  • 2023.8.17若松一般
    1112312
  • 2023.8.7芦屋一般
    3512541213
  • :準優勝戦 :優勝戦