高槻市制80周年記念競走
9/293010/123
覚醒ムードの宮地、
実績上位の辻が優勝争う
 昨年9月の福岡周年でGⅠ初優勝を飾り、勢いのまま12月大村グランプリシリーズでSG初優勝と大ブレイクした宮地元輝(佐賀)は、今年も4月大村GⅡを含めて優勝3回。さらに福岡SGメモリアルでも優出と覚醒中。当地はデビューしてから今回で8回目と水面慣れに不安はあるが、近況リズムの良さなら当地初優出初Vまで突っ走る可能性は十分にある。
 辻栄蔵(広島)は今年GⅠ優出2回と変わらずトップ戦線での活躍が光る。さらに一般戦に限れば3月三国から8月宮島で7連続優出を果たし、7月戸田では5コースから鮮やかなまくり差しで優勝と格の違いを見せつけている。
 当地前回の2月GⅠ近畿地区選で優出した稲田浩二(兵庫)、当地2連続優出中で前々回Vの大峯豊(山口)は、ともに近況リズムも上々。今年2Vの興津藍(徳島)に、山本修一(岡山)と妹尾忠幸(岡山)の岡山コンビは巧みなレースさばきで 上位へ。片橋幸貴(滋賀)は調子を落としているが、好走の多い水面で巻き返しは十分だ。
 迎え撃つ地元勢は、近況好調な田中和也(大阪)と鶴本崇文(大阪)に大きな期待が懸かる。鶴本は1カ月ぶり、田中は3年ぶりの地元制覇へ向けて、気迫あふれる走りを約束する。井上忠政(大阪)は現級こそA2級だが、今年の勝率は7点台マークと復調中。自身1年ぶりの優勝を地元で決めるか。
 ほかでは、河野大(徳島)と白神優(岡山)の110期コンビがA1級復帰へ視界良好。上瀧和則(佐賀)も勝率6点台と復調の兆しを見せている。
9月29日(金)・第12レース ドリーム戦出場予定選手
  • 3719
    辻栄蔵
    (A1/広島)
  • 4052
    興津藍
    (A1/徳島)
  • 4237
    大峯豊
    (A1/山口)
  • 4290
    稲田浩二
    (A1/兵庫)
  • 4384
    鶴本崇文
    (A1/大阪)
  • 4445
    宮地元輝
    (A1/佐賀)
5278
田中駿兵
(B2/徳島)
センスあふれる新鋭に注目必至!

 デビュー2期目の新鋭に要注目だ。131期と言えば元プロ野球選手の野田昇吾や、石渡鉄兵の息子の石渡翔一郎に注目が集まっており、大阪支部では131期トップの20勝を挙げている石本裕武も住之江ファンには馴染みがあるだろう。その石本にも負けず劣らずの好センスを見せているのが田中だ。今年3月の丸亀で6コースからまくり差しを決めてデビュー初1着。同期では6番目での水神祭となった。その後は勝ち切れないレースが続いたが、6月に地元鳴門で自身2勝目を挙げると、7月鳴門・同月宮島・8月鳴門では3節連続で1着を奪う好ファイト。いずれも万舟券を提供しており、特に8月鳴門は17万円台の超ビック配当となった。彼の良さは勝ち味を覚えたことだけではなく、新人らしからぬ粘り強さもあることだ。今期はここまで4勝、2着6本、3着5本と安定して舟券に絡んでおり、3連率は26%と上々の数字だ。また、2着2本、3着1本と健闘した当地5月戦が記憶に残っているファンも少なくないだろう。まだまだ成長途上だけに、今後追い続ける価値は十分にある!

  • 2023.8.6鳴門一般
    552162635
  • 2023.7.24宮島一般
    566561534
  • 2023.7.14鳴門一般
    15F66
  • :準優勝戦 :優勝戦