報知新聞社賞第61回ダイナミック敢闘旗
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ダービー出場の吉田、前田、柴田に
熱視線!
 次走に津SGボートレースダービーを控えるトップレーサーが参戦。吉田拡郎(岡山)は今年のGⅠ開幕戦・下関周年で優出と幸先良い船出を果たし、2月の徳山中国地区選手権でも準優勝の活躍。同じ徳山で開催されたSGオーシャンカップでは優出こそ逃したが、準優勝戦1枠を射止めるなどトップ戦線で大きな存在感を放っている。
 昨年の当地グランプリシリーズでSG初制覇を飾った前田将太(福岡)は、今年の最大目標でもある福岡SGチャレンジカップ出場へ正念場。SGボートレースダービーで結果を出すためにも、優勝してリズムアップを図る。デビュー35年目にして待望のSG初出場を控えているのが柴田光(群馬)。大器晩成のベテランレーサーに今節も大注目だ。
 深川真二(佐賀)は前出の3名よりも今年勝率で上に立ち、8月福岡をオール2連対で制するなど変わらず堅調。コース取りを含めてシリーズを盛り上げる存在なのは間違いない。
 地元水面で大金星を目指す上條嘉嗣(大阪)をはじめ、鈴木博(埼玉)、齊藤仁(東京)、山本修一(岡山)、赤坂俊輔(長崎)、藤岡俊介(兵庫)らも上位争いを外さない安定感がある。完全復調を示している金田諭(埼玉)も侮れない。
 女子勢を引っ張るのは、初代スピードクイーンの平高奈菜(香川)。今期はA1級復帰へ好ペースの走りを続けている海野ゆかり(広島)に、近況は精彩を欠くが実力確かな中谷朋子(兵庫)も女子力を生かして上位へ。
  • 4166
    吉田拡郎
    (A1/岡山)
  • 4504
    前田将太
    (A1/福岡)
  • 3532
    柴田光
    (A1/群馬)
  • 3623
    深川真二
    (A1/佐賀)
  • 4514
    上條嘉嗣
    (A1/大阪)
  • 3412
    鈴木博
    (A1/埼玉)
3845
中谷朋子
(A2/兵庫)
通算4Vのドル箱水面で復調へ!

 特定のレース場をドル箱にしている選手がいるが、今節出場選手で言えば中谷が当てはまる。当地は準地元水面とあって走る機会が多く、通算優出13回は全24場でトップの数字。さらに優勝4回も津と並んでトップタイだ。当地前回は昨年6月の女子戦で、その時は初日からオール3連対にまとめて準優勝戦1号艇を獲得。しっかりとベスト6入りを果たしている。さらにさかのぼれば一般戦限定にはなるが5連続優出の実績も残している。女子戦を走ることが多く男女混合戦は過去に2節。優出歴はないが1節目は準優勝戦3号艇、2節目は準優勝戦1号艇を射止めており、男子相手でも関係なく相性の良さを見せつける結果となった。
 前期は勝率6.23を残しながらA2級に降格してしまい、今期もここまで勝率5点台半ばと本調子には遠い状況だが、これまでの当地実績を考えれば好走する姿は想像しやすいだろう。来期以降に再びA1級復帰への道を目指すためにも、全24場トップとなる通算5Vを決めて完全復調へののろしを上げる!

  • 2025.8.19常滑一般
    4241561313
  • 2025.8.6浜名湖G1
    66552566
  • 2025.7.13福岡G3
    42141551F
  • :準優勝戦 :優勝戦