サンケイスポーツ創刊70周年記念第54回飛龍賞競走
10/1水2木3金4土5日6月
安定感抜群の中島VS
地元大将格の田中!
2010年の当地グランプリでSGウィナーとなり、その後も長年に渡ってトップ戦線で活躍している中島孝平(福井)は、今年も徳山SGオーシャンカップでベスト6入りを果たし、GⅠでは4回、GⅡでも1回優出するなど存在感を放つ。また、8月三国のお盆戦では自身約2年ぶりの優勝を決めて意気も上昇中だ。
この強敵を地元水面で迎え撃つのは、田中和也(大阪)と小池哲也(大阪)の地元A1級コンビ。10月末の津ボートレースダービーで3度目のSG出場を控えている田中は、大舞台での活躍を地元ファンに期待させるために地元シリーズで他を圧倒する走りを見せたいところ。一方の小池は近況こそ精彩を欠いているが、好走の多い当地なら巻き返しは可能だろう。
濱崎直矢(埼玉)は上半期だけで自己最多タイとなる年間6Vに到達。決定力の高さは間違いなく出場選手トップだけに、自己記録更新と当地初Vの両獲りを決めても不思議はない。充実度という点では、今期勝率はキャリアハイのペースで快走を続けている中嶋健一郎(三重)も活躍が楽しみな1人。下出卓矢(福井)や小山勉(埼玉)、古澤光紀(福岡)、川原祐明(香川)も安定した戦いを見せているが、今期勝率5点台の野長瀬正孝(静岡)と中田元泰(香川)はリズムを立て直す必要がある。
ほかでは、半年でのA1級復帰へ好ペースの吉田俊彦(兵庫)に、今期勝率が6点台目前と好調な鳥飼眞(福岡)と篠原晟弥(福岡)の福岡コンビが上位争いへ。
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4013
中島孝平
(A1/福井)
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4357
田中和也
(A1/大阪)
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4788
小池哲也
(A1/大阪)
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4230
濱崎直矢
(A1/埼玉)
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4579
中嶋健一郎
(A1/三重)
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4415
下出卓矢
(A1/福井)
5092
篠原晟弥
(B1/福岡)
優出した前回以上の結果を目指す!
関東や関西、東海地区ではまだまだ名前は売れていないが、九州地区で徐々に頭角を現しつつある福岡支部の124期生に注目だ。現在は4期連続でB級暮らしが続いているが、デビュー6期目にA級初昇格を決め、8期目には自己最高勝率の5.63を残して2度目のA級昇格を果たすなど、ポテンシャルを秘めているのは間違いない。今期はその才能が開花しつつあり、8月福岡のお盆戦まで9節走って予選敗退となったのは2節のみで、7月には福岡と当地で優出。勝率もキャリアハイとなる6点台に乗せている。
その前回7月戦は4年5カ月ぶり、2度目の当地出場となったが、初日第1レースではコンマ00のタッチスタートから4コースまくりで白星発進に成功。後半第7レースは早いスタートを行き過ぎた前半の影響で遅れてしまって6着だったが、2日目以降はコンマ10付近の快ショットを連発してベスト6入り。節間4勝のうち3勝がまくり勝ちと攻撃力の高さを住之江ファンにアピールした。当地で活躍できるイメージはまだ残っており、今シリーズは台風の目になりそうだ。
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2025.8.26三国一般
2341545
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2025.8.11福岡一般
1323321413
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2025.7.29芦屋一般
455
■:準優勝戦 ■:優勝戦