第18回森下仁丹杯争奪戰
7/29火30水31木8/1金
中心は長田だが、
浜田と渡邉の女子勢が脅威
7月最後のシリーズは月またぎの短期決戦で行われる。主役としての期待が懸かるのは、当地SG覇者の長田頼宗(東京)。昨年は8月鳴門での優勝1回とやや不本意な走りとなったが、今年は1月平和島の正月戦を5コース抜きで制して好発進を決めると、2月多摩川、そして6月には再び平和島でVゴールと力強い走りを見せている。
鈴木勝博(愛知)は1月徳山で自身約1年ぶりの優勝を飾って勢いに乗ると、4月からは3カ月連続で優勝して今年4Vに到達。自身約14年ぶりとなるSGボートレースクラシック出場も視界に入っており、このまま優勝を積み重ねるか。
その鈴木と同じくA1級復帰を果たして好リズムの大澤普司(群馬)、中岡正彦(香川)、池田雄一(静岡)、桑島和宏(東京)の4名や、当地4連続優出中と好相性の吉川喜継(滋賀)、地元で気合十分の小池哲也(大阪)も上位へ。
少数精鋭の女子勢で注目は、次走に浜名湖PGⅠレディースチャンピオンを控える浜田亜理沙(埼玉)、渡邉優美(福岡)、香川素子(滋賀)の3名。浜田と渡邉は選考期間の勝率上位6名が出場できる初日ドリームに出場予定で、レディースチャンピオンでも主力になるのはもちろん、その前に今シリーズを制して勢い良く乗り込みたいところ。歴代女王の香川も大一番を前にリズムアップへ。
ほかでは、3月江戸川で自身約2年ぶりの優勝を決め、4月平和島でも優勝した清水沙樹(東京)が、キャリアハイの年間3Vを懸けて持ち味の豪快攻めを披露するか。
初日7月29日第12レース「森下仁丹ドリーム」出場予定選手
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4546
浜田亜理沙
(A1/埼玉)
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4218
吉川喜継
(A1/滋賀)
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4266
長田頼宗
(A1/東京)
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4276
鈴木勝博
(A1/愛知)
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4590
渡邉優美
(A1/福岡)
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4788
小池哲也
(A1/大阪)
4124
池田雄一
(A1/静岡)
近況絶好調のベテランに要注目!
これまでの経験を糧に一気にレベルアップするベテランは一定数いるが、今節出場選手では池田が当てはまる。2001年5月に浜名湖でデビューし、デビュー節で初1着を挙げたものの、初優出は約12年後の2013年4月尼崎。初優勝も2018年6月鳴門と長い時間がかかった。また、自身初のA1級昇格は2020年後期審査期間で、当時の年齢は38歳。2度目のA1級は41歳を迎えた2023年後期審査期間で、続く2024年前期審査期間もA1級キープに成功した。その後は2期連続でA2級だったが、7月から4度目のA1級昇格を果たすなど、まさに「大器晩成」という言葉がぴったり。
期が替わった5月からはさらに調子を上げており、新期初戦の津で優出すると、6月鳴門で自身約1年半ぶり7度目の優勝を達成し、続く桐生でもベスト6に名を連ねた。まだ2カ月ほどながら勝率も7点台に乗せるなど好調ぶりが際立つ。当地は通算優出1回と実績面では物足りないが、近況好調の今なら当地2度目の優出はもちろん、当地初優勝、そして2019年以来となる年間複数回Vを成し遂げる可能性は十分にある。
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2025.6.17桐生一般
3214235225
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2025.6.7鳴門一般
14112411
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2025.5.18びわこ一般
21244261515
■:準優勝戦 ■:優勝戦