2025ラピートカップ
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地元勢の意地がぶつかり合う
注目の一戦!
 今年の全大阪王将戦で自身1年ぶりの優勝を飾った太田和美(大阪)が、今度は3年ぶりのラピートカップ制覇へ力強い走りを約束する。ほかにも昨夏の大阪ダービーで2年ぶりの当地Vを決めた松井繁(大阪)に、前年度覇者の湯川浩司(大阪)、約2年ぶりの当地制覇へ気合十分の田中信一郎(大阪)らベテラン勢は、当地に限らず各地で相変わらずの強さを見せつけている。
 中堅どころでは、長期欠場から2月に復帰した石野貴之(大阪)が順調にレース勘を取り戻しており、あとは自身1年3カ月ぶりの痛快な一発を決めるのみ。当地の里帰り戦で好走を続けているのが上條暢嵩(大阪)で、2023年5月のラピートカップを皮切りに翌年の全大阪王将戦まで、6節のうちほとんどで優出。そのうち優勝も2回あるなど、地元キラーとして名高い。西村拓也(大阪)、小池修平(大阪)、上田龍星(大阪)は前出の選手と同様に新モーター3節目の太閤賞を走った経験値を生かして上位へ。岡村仁(大阪)も既に3月戦で現行モーターを経験している点は強みになる。
 北村征嗣(大阪)、渡邊雄一郎(大阪)、木下翔太(大阪)と井上一輝(大阪)の4名は現行モーターは初めてだが、いずれも近況リズムは上々で、特に井上は現在勝率が出場選手トップと絶好調だ。ほかでは、丸岡正典(大阪)が現在勝率7点台で完全復調を示し、鶴本崇文(大阪)と秦英悟(大阪)もA1級復帰へ好ペース。竹間隆晟(大阪)と石本裕武(大阪)は初のA1級昇格へ視界良好だ。
初日5月2日第12レースドリーム戦「ラピート特選」出場予定選手
  • 4168
    石野貴之
    (A1/大阪)
  • 3556
    田中信一郎
    (A1/大阪)
  • 4397
    西村拓也
    (A1/大阪)
  • 4719
    上條暢嵩
    (A1/大阪)
  • 4908
    上田龍星
    (A1/大阪)
  • 4826
    井上一輝
    (A1/大阪)
初日5月3日第12レースドリーム戦「オーサカ特選」出場予定選手
  • 3415
    松井繁
    (A1/大阪)
  • 4044
    湯川浩司
    (A1/大阪)
  • 4311
    岡村仁
    (A1/大阪)
  • 3557
    太田和美
    (A1/大阪)
  • 4907
    小池修平
    (A1/大阪)
  • 4659
    木下翔太
    (A1/大阪)
4907
小池修平
(A1/大阪)
現役トップレーサーに果敢に挑む

 全国でもトップクラスの層の厚さを誇る大阪支部は、毎年のように若手の注目レーサーが多く誕生。その中でもイチ押しなのが小池修平だ。デビュー9期目に飛び級でA1級初昇格を果たすと、その後は現在まで10期連続でA1級を維持。特に近況は3期連続で7点勝率をマークし、今期も高勝率をキープしている。また、一昨年から記念戦線に定着し、2023年9月の下関ヤングダービーでGⅠ初優出を達成すると、10月多摩川GⅠでも優出。さらに昨年は2月尼崎地区選手権、同月の江戸川周年、そして5月には地元・住之江周年で優出し、7月大村のオーシャンカップでSG初出場も果たすなど、全国区で存在感をアピールしてきた。この経験がレースぶりにも自信として表れており、今年は2月平和島と3月福岡で優勝。自身の年間最多Vは2021年にマークした5回だが、今年の2Vはその時以上のペースとなっている。また、今年の津ダービーも出場圏内に付けており、今後はSGへの出場が増えるのは確実。さらに自信を深めるためにも、現役トップレーサーが多く出場する今大会は腕試しのチャンスだ!

  • 2025.3.22福岡一般
    21421215
  • 2025.3.12尼崎一般
    1412161
  • 2025.2.26戸田一般
    26135112
  • :準優勝戦 :優勝戦