| GⅠ第69回近畿地区選手権競走 |












近畿地区4支部のトップレーサーが当地・住之江水面に集結し、近畿チャンプの座を争う伝統の一戦。地元の大阪支部で注目を集めるのは、新世代のエース・上條暢嵩(大阪)。昨年4月の当地周年で涙の地元GⅠ初制覇を達成し、3度目の出場となったSGグランプリでは1stステージからファイナルまで進むなど充実の1年だった。地区選手権を初制覇して今年もトップ戦線を駆け回る。
その上條をはじめ、地区選手権最多の優勝5回を誇る松井繁(大阪)、地区選手権V歴がある田中信一郎(大阪)、太田和美(大阪)、石野貴之(大阪)、山崎郡(大阪)ら大阪支部は総勢21名が出場。層の厚さは相変わらずだ。
男女ともにV候補を擁するのは滋賀支部。馬場貴也(滋賀)はグランプリを含めて昨年SG4優出の活躍。さらに2023年の当地地区選手権では頂点に立っている。一方の遠藤エミ(滋賀)は5年連続女子の賞金トップでPGⅠクイーンズクライマックス出場。女子初の近畿チャンプへ期待が膨らむ。守田俊介(滋賀)と丸野一樹(滋賀)も、もちろん優勝争いに加わってくる。
福井支部は昨年SGグランプリに出場した中島孝平(福井)、地区選手権3Vの今垣光太郎(福井)の2枚看板に、萩原秀人(福井)、松田祐季(福井)、西橋奈未(福井)を加えた少数精鋭でシリーズを盛り上げる。
兵庫支部は地区選手権3Vの実績が光る吉川元浩(兵庫)を筆頭に、大会2連覇がかかる稲田浩二(兵庫)、前回大会優出の古結宏(兵庫)、昨年19優出は全選手トップタイの高野哲史(兵庫)が頂点を目指して力走する。
太田和美のGⅠ近畿地区選手権での戦績は通算7優出3V。初制覇を飾ったのは2005年三国大会で、10年後の2015年びわこ大会で2度目の近畿チャンプに。その5年後の2020年尼崎大会で歴代2位タイとなる3度目の優勝を飾った。これまでの地区選手権最多Vは松井繁が持つ優勝5回で、その次が優勝3回の太田に、現役では今垣光太郎、吉川元浩、引退されている花田稔さんと岩口昭三さんの5名。その中で近畿4場のうち3場で優勝しているのは松井と太田のみ。松井は三国を残しているが、太田は純地元の当地を残す状況。4場完全制覇は誰も成し遂げておらず、今大会は歴代単独2位となる4Vへの挑戦に加え、史上初の快挙達成に大きな注目が集まる。
太田の当地・住之江実績は周知の通りだが、おさらいするとSG3V、GⅠ6Vと抜群の戦績を残しており、直近では9月のGⅠ高松宮記念でベスト6入り。年齢を重ねても地元では「怪物くん」と呼ばれた頃の強さを見せつけており、当地では約3年ぶりの特別戦制覇で歴史を塗り替える!