| スポニチ杯争奪第59回住之江選手権競走 |






当地SG2冠に加えてGⅠでも優勝実績を誇る濱野谷憲吾(東京)が異彩を放つ。9月鳴門GⅠ周年では優出こそ逃したが、予選上位通過で準優勝戦1枠を射止める活躍。勝率に関しても6点台後半をキープと安定感の高さは相変わらずだ。
同じ東京支部の中野次郎(東京)も一般戦では格上の走りを披露しており、8月多摩川のお盆戦では濱野谷を退けて今年3度目の優勝を飾っている。当地はSG優出2回に一般戦で優勝3回と水面相性も申し分ない。
この両者を抑えて今期勝率トップの安河内将(佐賀)、同2位の中村泰平(愛知)には勢いを感じる。特に当地でデビュー初優勝を果たした中村には相性の良さも加味されるだけに、大金星の可能性は十分にある。勢いという点では、前期7点勝率を残し、今期も6点台後半をマークしている藤原碧生(岡山)の走りも見逃せない。
ほかでは、地元期待の渡邊雄一郎(大阪)に、君島秀三(滋賀)と豊田健士郎(三重)が快調な走りを見せているが、水摩敦(福岡)、小野達哉(大阪)、佐藤博亮(愛知)の3名はA1級キープへ勝率アップが必要な状況だ。
現A2級勢でリズムが良いのは、5月蒲郡で自身約3年ぶりの優勝を決めた高橋正男(兵庫)。7月には地元・尼崎でもVゴールを飾るなど充実ぶりが際立つ。田中京介(福岡)は今期ここまで6点勝率を稼いでおり、A1級初昇格へラストスパート。深井利寿(滋賀)、別府昌樹(広島)、中山翔太(三重)、柴田朋哉(福岡)も勝率6点台と好調だ。
デビュー当時からポテンシャルの高さを感じさせる走りを披露し、2期目にB2級脱出に成功。その後も順調に勝率を伸ばし、9期目からは4期連続で勝率5点台をマークするなど、着実にステップアップを果たしている。前期は期始めに高い事故点を抱えたことで消極的な走りが目立って勝率を落とす結果となったが、今期はここまで無事故で走り続け、7月多摩川では自身7度目の優出に成功。勝率もキャリアハイとなる5.78と好調ぶりがうかがえる。出走回数も十分に足りており、来年1月からのA級初昇格はほぼ確実と言っていいだろう。
123期生といえば既に優勝11回を挙げている前田滉をはじめ、A1級常連の松本純平、養成所チャンプで優勝、現A1級の前原大道の名前が挙がる。この3名と佐々木が共通しているのは養成所時代のリーグ戦で優勝していること。彼らの活躍を考えれば、その可能性は佐々木にもあるだけに、現在の活躍はまだまだ通過点だ。今後のさらなる活躍を期待させるためにも、地元初優出、そして待望のデビュー初Vで今期を最高の形で締めくくる!