創刊75周年記念日刊スポーツ盾争奪ニッカン・コム杯第58回しぶき杯競走
4/111213141516
  • 4832
    権藤俊光
    (A1/大阪)
  • 4384
    鶴本崇文
    (A1/大阪)
  • 3904
    森貴洋
    (A1/大阪)
  • 3951
    石川吉鎬
    (A2/大阪)
  • 4436
    渋谷明憲
    (A2/大阪)
  • 4150
    山田雄太
    (A2/静岡)
権藤が当地2Vへ!
完全復調の山田が強敵!

 近況も高勝率をマークする地元の権藤俊光(大阪)が優勝争いの中心に立つ。当地前回戦の正月戦は予選敗退と悔しい結果だったが、5日目からは多彩な攻めで3連勝締めと気を吐いた。地元の看板を背負う今シリーズは2度目の当地制覇に大きな期待が懸かる。
 同じ地元の鶴本崇文(大阪)と森貴洋(大阪)は少し精彩を欠いているが、鶴本は昨年8月戦での優勝を機に目下3連続優出中。一方の森も2022年7月戦から2023年4月戦で4連続優出があり、2走前にも優出するなど地元水面では調子関係なしの走りを見せている。2月の前回当地戦で優出した石川吉鎬(大阪)、近況好リズムの渋谷明憲(大阪)も楽しみ。
 遠征勢で注目したいのは山田雄太(静岡)。近年はA2級暮らしが続いているが、過去には2015年浜名湖ボートレースダービーでSG優出歴を持つ実力者で、今期はここまで8優出1Vに勝率も7点台に乗せるなど各地で完全復調をアピール中だ。
 香川素子(滋賀)、小坂尚哉(兵庫)、豊田健士郎(三重)の3名も近況リズムは上々。対照的に、作間章(東京)、榎幸司(長崎)、北川潤二(愛知)、上村純一(群馬)らはA1級キープへ向けてリズムアップが必要になる。
 ほかでは、A1級復帰へ好ペースの桐本康臣(三重)をはじめ、初のA1級昇格へ好位置につけている照屋厚仁(兵庫)、石田貴洋(埼玉)の2名が自信あふれる走りを見せてくれそうだ。

近況好調で当地2節連続Vに期待
5005
石田貴洋
(A2/埼玉)

 すでに記念競走常連になっている澤田尚也を筆頭に、昨年SGデビューを果たした高橋竜矢、前期2VにA1級初昇格も果たした宮田龍馬ら逸材ぞろいの121期。その中で徐々に頭角を現しつつあるのが石田貴洋だ。最近4期間はA2級をキープするなど着実に地力を底上げし、迎えた今期はここまで勝率6.15(3/13時点)と初のA1級昇格が視野に入っている。
 彼の最大の武器はスピード満点のコーナー戦。地元の戸田水面で培った旋回力を駆使したまくりでの1着が多く、通算144勝のうち37勝がまくり勝ち。また、まくり差しは18勝を挙げており、差しでは7勝というデータ通り生粋の攻撃派だ。
 その攻撃力を存分に発揮したのがデビュー初優勝を飾った昨年の当地8月戦。3走目に5コースから、4走目には3コースからともにまくり差しで白星を奪い取って準優勝戦に進出。準優勝戦は5コースからトップスタートを決めて一気のまくりを披露し、自身5回目の優出を果たした。優勝戦も強気の姿勢を貫いて3コースカドを選択し、1マークも2マークもスピードあふれるターンでの逆転Vだった。今シリーズも大暴れの予感しかない!

  • 2024.3.9宮島G2
    664121546
  • 2024.2.24浜名湖一般
    4312314
  • 2024.2.12一般
    34314144152
  • :準優勝戦 :優勝戦