初日・第12レース「アサヒドリーム」出場予定選手
- 3415 A1 松井繁(大阪)
- 3499 A1 市川哲也(広島)
- 3556 A1 田中信一郎(大阪)
- 4324 A1 海野康志郎(山口)
- 4052 A1 興津藍(徳島)
- 3833 A1中辻博訓(福井)
【予備】 3572 安田政彦(兵庫)
【予備】 3572 安田政彦(兵庫)
3499 A1
市川哲也(広島)
広島にもレジェンドは多く存在する。西島義則に辻栄蔵、そして今回走る市川哲也の3選手である。西島はSG/V7で、G1/V16だが、辻はSG/V3、G1/V9そして市川はSG/V4で、G1/V19と、3人ともさすがの航跡を残している。特に市川はミスターパーフェクトと呼ぶにふさわしい航跡が光り輝く。まず、デビュー初Vだが、2年9カ月後の浜名湖で9連勝の完全優勝。これには担当記者も驚いた。武器は当時トップランクのスタート力で、まくり連発の自力レースは紛れもない大物感を漂わせていた。もうひとつは2001年の多摩川SG・メモリアルで、7連勝完全優勝を達成。前年にグランプリを制しており、ボート界席巻の勢いは誰にも止められなかった。その後もずっと一線で活躍してきたが、現時点で2510勝、通算Vはちょうど100Vを数えている。53歳になり、さすがに全盛時の切れ味は期待できないが、うまくペラが合えば、松井ー田中の地元巨大壁も打ち破るパワーを秘めている。