総展望

GⅢGⅢ第32回アサヒビールカップ

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復活する!住之江キング!

まさにオンシーズン、「GⅢ第32回アサヒビールカップ」は、8月4日から8月9日まで6日間開催される。GⅢ開催だけに好メンバーがそろったが、今回の最大のテーマは「田中信一郎、丸岡正典の復活アピール」。
田中、丸岡は変わらずA1をキープしており、普通の感覚なら何も問題なしだが、彼らの偉大な航跡をたどると、近況の走りはかなり物足りない。特に田中は、G1戦線から外れそうな危機感も漂っている。全盛期は「住之江キング」として、グランプリV3など、絶対的な強さを誇っていたが、今は当時の豪快で切れ味鋭いターンが影を潜めている。これは年齢的な衰え?と見るべきかもしれないが、ここ1、2年いろいろなアクシデントもあり、負のスパイラルから抜け出せるかどうかだ。このアサヒビールと、8月のオール大阪(摂河泉競走)が今後の試金石になりそうな予感。丸岡は今期適用勝率6.95など、数字的には問題なしだが、後半に連勝したりと、つじつま合わせの走りになっている。あの力強いウイリーターンを要所、要所で発揮してもらいたい。
地元勢に立ちはだかるのは濱野谷憲吾、篠崎元志のビッグネーム。濱野谷はここ何年かの中では一番リズムがいいようで、強烈な攻めハンドルにすごみが戻っている。篠崎も同様で、強烈スピードさばきが連日スタンドを沸かせそう。GⅢだけにまだまだ実力者が目白押し。住之江でのイメージがいい渡辺浩司、山口達也は初日ドリームに選出されている。あと三嶌誠司、石丸海渡の香川勢に、渡邉和将、立間充宏の岡山勢が優勝戦線をにぎわしそう。田中豪、作間章の東京勢もしっかりポイントを稼いでくる。

初日・第12レース「アサヒドリーム」出場予定選手

  • 3556 A1 田中信一郎(大阪)
  • 3590 A1 濱野谷憲吾(東京)
  • 4042 A1 丸岡正典(大阪)
  • 4256 A1 渡辺浩司(福岡)
  • 4350 A1 篠崎元志(福岡)
  • 4370 A1山口達也(岡山)

【予備】 4772 石丸海渡(香川)、4537 渡邉和将(岡山)

PICKUP

豪快ターン復活!悲願のグランプリVへ

3590 A1 濱野谷憲吾(東京)

大ヒットした漫画の「モンキーターン」の主人公モデルとして知られている濱野谷憲吾。SG・V4、G1・V22の実績がまぶしい「関東の雄」である。彼の分岐点は2010年の第25回賞金王決定戦(グランプリ)だった。得点トップで決勝戦は1号艇。スポーツ紙には黄金のヘルメットをかぶる濱野谷のイラストも掲載され、「賞金王を取ったら引退してもいい」という裏のコメント?も記者間に伝わってくるほどだった。しかし、インからコンマ26、痛恨の握り遅れ。大舞台でこのタイミングは通用しない。2コースの中島孝平が一気にまくり、完璧にたたかれた濱野谷は6着大敗となった。ボートレース界最大の大舞台での明と暗。その後SG優勝はなく、低迷期に入っていたが、ここ1、2年は豪快無比のレースが続いており、近々5度目のSG優勝の予感。なんとしてもグランプリを制覇してほしい…彼の人柄を知るファン、関係者の切なる願望である。

全国過去3節

データは前検日に更新いたします