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ルーキーシリーズ第3戦 第53回ダイナミック敢闘旗

5月17日(水)18日(木)19日(金)20日(土)21日(日)22日(月)

実力者・山田康二に木下翔太、小野達哉の地元コンビ

最近は女子戦の隆盛に隠れている感じのルーキーシリーズだが、ボートレース発展のために、いい素材がどんどん出てきてほしい、というのは関係者の真の願いである。女子選手にも将来有望な選手はたくさんいるが、SG、G1戦線をリードするのはやはり男子選手だと思う。ルーキーシリーズもオーバーエイジ枠の選手から吸収しつつ、切磋琢磨してほしい。
初日12R「報知ドリーム」の出場選手が決まっている。登番順に山田康二(佐賀)、秋元哲(埼玉)、塩田北斗(福岡)、荒井翔伍(東京)、小野達哉(大阪)、木下翔太(大阪)の6選手。優勝戦線はこのメンバーが引っ張っていくのは間違いない。
山田はG1優出が1回、SGの準優進出が2回という実績、実力。常に7点勝率を残す力があり、師匠である峰竜太に追いつけ、追い越せと期待されていたが、F乱発が足かせになっている。ただ、近況は安定しており、ここは優勝を意識した走りになりそうだ。
シリーズを盛り上げるのは小野、木下の同期コンビ。あの石野貴之がやまと学校へ指導に行った後「すごい訓練生がいる」と、そう石野に言わしめた二人だ。木下はデビュー4年目でA2を経験せず、A1に特進。その後G1戦線に名を連ねるなど、スター街道をばく進している。すでにV6と勝負強さも兼ね備えた選手であり、地の利を考えれば、優勝候補筆頭でもおかしくない。
小野は木下同様、潜在的能力は高いが、巧者タイプになりつつある。そのあたりがやや不満だが、31歳という年齢を考えれば、その方向性は合っているかもしれない。
秋元は難水面をスピードハンドルで、そして塩田は持ち前の粘り腰で確実に得点を稼いでVロードを賑わしそうだ。

初日・第12レース「報知ドリーム」出場予定選手

  • 4500

    山田康二
    (佐賀 )

  • 4532

    秋元哲
    (埼玉 )

  • 4566

    塩田北斗
    (福岡 )

  • 4608

    荒井翔伍
    (東京 )

  • 4653

    小野達哉
    (大阪 )

  • 4659

    木下翔太
    (大阪)

【予備】 4760 山崎郡(大阪 )、4702 三浦敬太(東京)

ボートレーサー適性の新鋭!

4760

山崎郡(大阪)

ボートレース界は不思議な世界である。この世界で稼ぐには、どこが優れていて、何が必要だ、という、明確な根拠がない。今は引退した元大阪の選手が笑い話で言う。「明らかに頭も運動神経も俺の方が良くて、ほとんどのことは俺の方が勝っているのに、彼(同期のG1レーサー)は競艇だけはうまいんだ」と。確かに、スポーツ推薦枠の特待生などで選手になっている方は、ほとんど「不適性」の形になっているし、見るからにスポーツマンタイプの選手が、ずっとB級暮らしという例はいくらでもある。 前置きが長くなってしまったが、山崎郡(大阪)は、選手の適性から見れば超エリートだと思う。デビューして間もないころ、住之江のアクアライブステージで、「生まれてから今まで、人前に出て上がったことがないんです」と、ケロリと言った。この選手は強くなる…と思っていたら、あっという間にA1に昇級。しかし、あくまでも沈着冷静で、「A1を維持することの難しさは分かっているつもりです」と、決して浮かれていない。その勝負に対する姿勢の良さが、ルーキーシリーズでは抜けた存在だと思う。

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